全身だるい症状の薬膳料理検討
皆さんコン晩は🦊、
キツネです。
今日は、妻キツネがここ最近3日ほどずっと体がだるいと言うので、体調改善を狙った薬膳料理を考えます。
今日のブログでは、いつもキツネがやっている体調不良の観察の仕方を解説します。
中医学の診察法に基づき、妻キツネの体調の観察を以下のように行いました。
①望診
【顔】顔色は血色がよくつやがあり、病状は深刻ではなさそう。
【髪】髪の艶がいつもよりなく、頭皮は乾いている。血虚の証と考えられる。
【目】いつもと変わらない。若干目尻が淡い色なので、気血不足の証と考えられる。
【耳】いつもと変わらない。
【鼻】いつもと変わらない。
【その他】右腕の肺経上の経穴(天府)に黄色い痣あり。触れても痛みなし。打撲の認知なし。肺経の問題の懸念が強い。
②舌診
舌の辺が苺舌になっており、肝胆に熱の証と考えられる。舌形や舌態は正常。舌苔は白く厚く、正常。舌下静脈は薄紫色で細い。ドロドロ血の懸念なし。
③聞診
【声調】
・発声 異常なし
・言動 落ち着きがなく多言だが、いつも通り。
・呼吸 咳もなく、いつも通り。
・口臭等 異常なし
④問診
・発熱なし。寒気なども感じない。
・汗は全くかいていない。
・体の痛みなどはない。
・睡眠良好。8時間睡眠。
・強く喉の渇きを感じるなどの症状はない。
・食欲はいつも通り。
・婦人科系の症状は出ていない。
・肩こりがひどい
・最近仕事はそんなに忙しくない
⑤脈診(勉強中のため自信ないです)
左寸 強い 心が強く機能していると推測
左関 やや虚 肝胆の機能低下と推測
左尺 虚 腎の弱りと推測
右寸 強く、浮く感じ 肺の機能が過剰と推測
右関 ふつう 消化器系の問題はなさそう
右尺 虚 腎の弱りと推測
⑥按診
・肌 腕の外側に冷え、発汗なし。内側の方が暖かい。肺気が旺盛なのに、気の防御機能が低下している矛盾。
・手足 あたたかく、熱っぽくもない。両手の手大陰肺経上の経穴(魚際)の血管が若干赤く熱証あり。肺経上の肌は冷えているのに、血管は熱証であることから、肺陰を損傷している虚証である可能性が高い。
・お腹 冷えはない。へそのまわりを指で押しても痛みはない。膨満感はない。
【結論】
以上の結果から、お妻の弁証論治は以下のようになると考えます。
・虚熱証
・肺陰不足
・肺火乗腎(この表現が正しいか確信はないですが、肺の陽が強くなりすぎて腎に影響してるということを言いたいです)
この症状を改善させる治法は、このようになると思います。
・清熱瀉火/養陰(熱を冷まして、陰を増やす)
熱冷ましに生レンコンをつかい、
陰を補うためには山芋や色の黒いものが良さそうです。
ということで、スーパーでこのような食材を買って来ました。
今日からしばらくはこの材料でサヴァ種を作って食べていこうと思います!
🦊<早く良くなるといいコン コーンコン