ふるさと納税でサヴァ生活
皆さんお久しぶりです。コン晩は、キツネです🦊
先月とコン月は仕事にコンコンと頭を使いすぎて、投稿をお休みしましたが、コンを詰めすぎないようにオンとオフのコントロールが大事だと思い至ったが吉日、戻ってまいりました。
さて、全国の健康ファンもしくはサヴァファンの皆さま、お待たせしました!
今日は耳寄りな情報をお持ちしました!
なんと、あのコスパ最強健康食材サヴァ缶よりも優秀な食材が見つかったのです!
続きはお風呂に入ってから投稿します。
🦊<コーンコン
🛁
🦊🐟戻りました
https://item.rakuten.co.jp/f122181-katsuura/1240161/?s-id=furusato_sp_mypage_order_order_item_name
ふるさと納税で1万円、3.5kg。
脂が乗っていて、フライパンでさっと焼くだけでめちゃくちゃ美味い。ステーキ肉並の満足感です。
キツネ家には26切れ届いたので、
これを家族(キツネ2匹、猫1匹)で分けても週3回は食卓のメインディッシュになります。
*ただし猫のミーには切れ端のみだ。このサヴァはキツネ専用だぞ。やつは目を離すと焼いた後の冷えたフライパンをペロペロしている
ふるさと納税で実質タダ同然で手に入ることを考えると、この満足度は過去最高クラスです。
焼き鯖は、醤油をかけてご飯と食べるだけで絶品です。適当にすりおろし生姜をかけても美味しかったですよ。
今日は業務スーパーで冷凍大根おろしを買ってきたので、来週からも楽しみです。
復習になりますが、薬膳の観点からのサヴァの効果を掲載しておきます。
🐟🐟🐟🐟🐟
●さば
(鯖)
四気五味:甘味、平性
帰経:脾、肺
効能:肺を補い、弱っている脾の働きを高める
応用:肺の虚弱による咳、消化器の虚弱による
むくみ・張って苦しい症状、食欲不振
本草薬膳学院
(株)WA・ON
■ lab.yakuzenlab.net
★肺が弱りやすく人に対して咳が出ている時に効果的で、
それ以外の人にも消化器が不調になって湿痰が溜まっておこるむくみや、
お腹が張って苦しかったり、食欲がない時におすすめ。
他にも、血液をサラサラにしたり、
脳を元気にしてメンタル疾患の改善になったり、子供の脳の発育を良くする効果もあります。
ついでに、一緒に食べるであろうお米の効果は以下
🍚🍚🍚🍚
●うるち米
(粳米)
四気五味:甘味、平性
帰経:脾、胃
効能:
- 脾・胃の気を補益する。顔色が萎黄、息切れ・めまい・食欲不振・無力感・疲れ・膨満感・むくみ・皮下出血・不正出血・下痢・脱肛・子宮下垂などに
- 脾の機能を高め、胃の機能を調和する。食欲不振・げっぷ・吐き気・疲れ、胃もたれ、おなかの張り・舌苔が厚くてじゅくじゅくしているなどを改善し、食欲増進などに
- いらいらする症状を取り除き、のどの渇きを止める
応用:お腹の気の不足、消化器の不快感、津液が傷ついたことにより、胸中の熱感があり激しくのどが渇く
★ざっくり言うと、消化器を活性化して、いらいらや喉の渇きをおさめるという感じ。
イライラも止める効果あるんですね。お米食べろ!🍚🍙🍘
後は、今の時期は春分を過ぎた春後半なので、おすすめの野菜もご紹介します。
これから暑くなってきて肝気が昂りイライラしたりのぼせたりしやすくなるのに備えて、
青い野菜や苦い味のものがおすすめ。
気分が鬱結してストレスが溜まっているなぁと感じる時は、オレンジなどの柑橘類もおすすめ。
🥬🥦🌱🫑
●菜の花
四気五味: 温性、辛味、苦味
帰経 肝肺脾
効能
気血の巡りをよくして老廃物を除く
★青梗菜
(チンゲン菜・油菜)
四気五味:辛味・甘味、涼性
帰経:肺、肝、脾
効能:
- 瘀血を消し、けがによる腫れものを消滅させる。瘀血の固まり、腫れものに
- 熱を取り除き、身体に害を与える作用を排除する。高熱・悪熱、顔色が赤、多汗・四肢痙攣・麻痹・各種出血・できもの・潰瘍などに
応用:出血証、腫れもの・潰瘍、乳腺炎、瘀
血
■ lab.yakuzenlab.net
注:瘀血とは所謂ドロドロ血のこと
★セロリ
芹菜・水芹・せり・早芹)
四気五味:甘味・辛味、涼性
帰経:肺、胃
効能:
- 熱を取り除く。発熱・発汗・のどが渇く・口が苦い・血尿・便秘などに。また、実際の体温上昇を伴わないほてり・のぼせの自覚症状にも
- 利尿
- 止血
応用:風邪の熱、肺に熱がこもって咳が出
る、黄疸、出血、血尿、便秘、ストレス、高血
圧、糖尿病、リウマチ、皮膚病
■ lab.yakuzenlab.net
★らっきょう
(薤白)
四気五味:辛味・苦味、温性
帰経:肺、胃、大腸
効能:
- 陽気を通じさせて固まりを取り除く。胸痛、背中の疼痛・冷え、喘息・咳・心悸・舌の苔が白くじゅくじゅくしている・脈が源のように響くなどに
- 気の巡りを促進し、停滞症状を改善する。膨満感・胸苦しさ、胃もたれ、げっぷ・口臭などに
応用:胸が詰まり痛む(心痛)、腕腹部の冷
痛と不快感、腸災、下痢、結核、心臓病
■ lab.yakuzenlab.net
デザートにおすすめ(気分爽快リフレッシュ)
🍊🍊🍊🍊
みかん
(蜜柑・橘・桔)
四気五味:甘味・酸味、温性
帰経:肺、胃
効能:
- 気機の運行を調整し、胃の働きを改善する。胃脘部の膨満感・疼痛、しゃっくり・げっぷ・吐き気・嘔吐・食欲不振などに
- 臓を温め、痰飲を乾燥させて取り除く。多量の白痰、泡状の痰、胸のつかえ、食欲不振・腸が鳴る・下痢などに
応用:胸腹部が張って苦しい、嘔吐、食欲不
振、下痢、咳、痰が多い
■ lab.yakuzenlab.net
PS:今日は久しぶりにキツネセンターに行って来ました。Kさんにカーディガンのワッペンが取れかけていたので困っていると相談したところ、それなら画材道具屋で布用ボンドを買えば良きと。早速試したところ、ウール100%でもすぐに綺麗にくっついたのです。
Kさん、ありがとうございます。流石多趣味で物知りでダンディだなぁと感動しました。
それでは、また次回。
🦊<ふるさと納税は休職中でも使えるコンぞ。住民税と所得税を納めている国内居住者なら、総所得の40%上限の限度額になるらしい。
(この記事のサヴァも何回かふるさと納税で使えるはず!)
詳細は詳しい人に相談を!
👨💼👩⚖️<イラッシャーイ
円安に抵抗! 美味しい格安健康料理
皆さん今晩は、きつねです。
最近物価が上がって生活が苦しくなってきましたね。
でも大丈夫です、鯖缶を使えば健康で美味しい料理が、格安で作れちゃうんです。
まずはとりあえず、これ以上値上がりする前に鯖缶を買い占めておくことをお勧めします。缶詰は非常食にもなりますし、結構日持ちするので、
キッチンの棚の隅っこにでも置いておけば場所も取らないので助かりますね。
さて、レシピは昔紹介したサヴァの種ですが、今回は一食当たりの値段を記載します。キツネは以下の食材を使って1週間分のサヴァの種を作ります。
終末に近所の格安のスーパーに買い物袋二つくらい引っ提げて、野菜を買い込みます。
鯖缶を買うときは、スーパーの鯖缶水煮の在庫を消し去るので、周りの人から羨望のまなざしを浴びます。(もしくは破壊神サヴァに対する畏怖の念かもしれませんね)
2023/2/9時点
サヴァの種 16食分*(サバーグ1個=1食として)
【材料/分量/(単価)/合計】
鯖缶/4つ/(約130円/個)/520円
玉ねぎ/2つ/(約60円/個)/120円
にんじん /1本/(約80円/本)/80円
しいたけ/1パック/ (約170円)/170円
トマト缶/1つ/(約100円)/100円
木綿豆腐 /1つ/ (約50円)/50円
かぶ*葉も使う/1袋/(約150円)/150円
レンコン/ 1/2パック /(約180円)/90円
すりゴマ[黒]/1袋/(約150円/100g)/150円
くるみ/1つかみ/(約300円/100g)/ 100円
牛乳/コップ1杯[200ml]/(約200円/1本)/ 50円
すりおろしニンニク/大さじ3/(約1000円/kg)/10円くらい ・・・多分
すりおろしショウガ/大さじ3/(約1000円/kg)/10円くらい ・・・多分
オイスターソース/大さじ2/(約1400円/kg)/20円くらい ・・・多分
合計:1620円
これが16食分なので・・・
一食当たり:約102円 ! 安い!
(昔のマ〇クのハンバーガーかよ)
最近値上がりした某コンビニのファ〇チキが220円なので
ガス代とか入れたとしても、半分くらいの値段で済みますね。
しかもサヴァの種は、ハンバーグだけじゃなくパスタやドリア、グラタンやサラダ、スープなんかに入れても美味しく食べられて飽きが来ない。
きつね家は大人2匹なので、少なくとも5日間、つまり平日は全部サヴァ料理で暮らせる計算になります。
1日当たり 6つサヴァの種を使うので、
理論的には一ヶ月に5セット サヴァの種を作っておけば、足りますね。
これが実現できれば、1か月の食費は、なんと8100円になります。
(とはいえさすがに鯖ばかり食べ続けると、料理が違っても飽きてくるので、つい牛肉とかラーメンとか食べちゃいますが・・・)
ちなみに、以下の写真は今週の鯖缶買い出しの成果です。(22個)
最近鯖缶の人気が上がってきて、缶詰人気ランキングでシーチキンに次ぐ2位になったとかいう話をどこかで聞きました。
鯖缶が値上がりしてしまったら、キツネ家の経済は大打撃を受けるので、市場動向には注目しています。値上がりの予兆があるので、以前は一度に4つくらいしか買わなかった鯖缶を1か月分まとめて20個くらい買うようにしています。
値上がりといえば、最近牛乳とか卵とか、昔の2倍くらいの値段になってますよね。
これ以上上がってしまうと、体に必要な栄養素が不足しても、食費を削る人が出てきて健康被害が発生するような気がします。
必要な栄養は削らず、美味しく健康に食事をするなら、鯖缶は強い味方ですよ。
今回の記事がおもしろかった方、興味をもった方は是非チャンネル登録、じゃなくて読者になっていただけると嬉しいです。今後も格安健康レシピどしどし発信していきます!
では皆さん、また次回!
🦊<人知れずされど誇らかに咲け
ああ きつねは冬の花 コーンコン
PS:最近宮治さんの曲をヘビロテしてます。なんか悲しいね生きてるって
ミキサーのすすめ/サヴァ種アレンジ
皆さんこんにちは、きつねです。
今日は年イチの寒さですね。寒い日にはキッチンで作業するのも手が冷えて大変です。
そこで、今までご紹介したサバ料理を簡単に作る方法をご紹介します。
ついでに、最近試してみて美味しかった調合例も紹介します。
(材料をいくつか変えただけですので、アレンジというか調合というか・・・)
☆冬におすすめ!ナッツミックス汁
【材料/(帰経)効能】
・くるみ/(肺、腎)温or熱性、
1.虚弱になった腎の陰陽を補う。
腰を強固にする。足腰のだるさ解消
2.遺精・慢性下痢の解消
3.肺を温め、喘息を止め安定させる
4.腸を潤し、便通改善
・ピーナッツ/(胃、大腸) 平性
1.血を補い養う
2.脾を補い、出血を止める
3.肺を潤し咳を止める
4.胃の働きを良くする。しゃっくり・げっぷ・吐き気・嘔吐など
・黒ゴマ/(肝、腎) 平性
1.腎を潤す。以下のような症状に効果的
(代表例:神経衰弱、貧血)
痩せすぎ・両手のひら両足うらの熱感・潮熱・寝汗・
めまい・耳鳴り・不眠・夢をよく見る・視力減退・足腰のだるさ、四肢のしびれ・
遺精・生理出血量が少ない
2.体を滋養して、腸を潤す。
・牛乳/(心、肺、胃) 平性
1.慢性衰弱を補う
2.肺と胃を補益する
3.体全体に潤いを与える
4.大腸を潤す
・はちみつ/(脾、肺、大腸) 平性
1.脾胃を補い、胃と腹部のにぶい痛みを緩和。
2.肺を潤し、咳を止める
3.腸を潤し便通を改善
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・お好みで---
みかんの皮/(脾、肺)
1.胃がむかむかする、食欲が出ないとき
2.嘔吐感があり、胸やけがするとき
3.腹部に張りがあり痛い、便秘のとき
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
このミックスナッツ汁を、以前ご紹介したサヴァの種に混ぜて炒めます!
みじん切りする野菜もミキサーでやってしまって大丈夫です。
(キノコやレンコンなど歯ごたえを残したい場合は個別にみじん切りを)
★洋風料理にはこちらのサヴァの種を!
最近試した調合では、クローブやシナモン、オイスターソース、レーズンなどを混ぜたものが美味しかったです。ご紹介するスパイスはいずれも冬にケアが必要な腎に効くものばかりです。髪のパサつきや白髪、肌荒れ対策によいです。
冷え対策には特にシナモンやクローブがおすすめですよ!
それでは、各種スパイス類の効能はこちら。
【隠し味のスパイスたち】
・クローブ/(脾胃、腎) 温性
1.脾胃を温め、胃から逆上する気を降ろす。
2.腎を温め、陽気の働きを強める。
精神不振・冷え・むくみ・下痢など
・シナモン/(脾、心、腎、肝) 大熱性
1.腎陽を温めて補う
寒気・冷え・足腰のだるさ・めまい・
無気力・むくみ・下痢など
2.脾胃を温め、経脈を温めて
気と血の通りを良くする
3.寒邪を取り除き、痛みを止める
・オイスターソース/(腎、脾、肝) 冷性
1.脾の働きを整え、消化吸収を促す
2.血を補う
3.腎を補い、足腰を強くする
・レーズン/(脾、肺、腎) 平性
1.気と血を補う。以下のような症状に効く
疲れ・勝手に汗出る・めまい・心悸・不眠等
2.筋や骨を強化する。
特に足腰・関節・筋肉の痛みや軟弱に
3.利尿作用
★和風料理にはこちらのサヴァの種を!
和風のサヴァの種には洋風に使ったスパイスはあまり相性が良くないですが、
和風の良さをさらに際立たせる隠し味がございます。
いぶし銀なそいつの名は山葵(WA・SA・BI)!
山葵を入れると、和風サヴァ種なのにチーズやアスパラなんかも相性が良くなります!
・山葵/(脾胃、肺)温性
1.体を温め、胃腸の冷えを予防する
2.血の熱を取り除く
3.解毒作用・殺菌
4.利尿・発汗作用
5.食欲増進
分量は、味見しながら適当に入れてください。
キツネはワサビの風味が好きなので、大匙3~5くらい入れてしまいます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
さて、本日のお題のミキサーを使った調理の解説です。
和風も洋風もベースはほとんど同じ野菜で大丈夫(トマトを入れるかの違い程度)なので、野菜を細かくする作業は全部ミキサーでやってしまって、
フライパンによそった後に、差分となるスパイスたちを追加するのが楽です。
このようにすると、2つのフライパンで2種類のサヴァ種が作れて、
1週間の料理のバリエーションがさらに広がり、飽きにくいのです。
※緑色のが和風、赤っぽいのが洋風
水気が飛んだら、耐熱ボウルやZIPLOCKに入れて冷蔵庫で保管。(1週間は保存可)
サヴァ種を使った料理のレシピ例は→[こちら]
それでは、寒さに気を付けて健康な鯖缶ライフを!
🦊<コン晩も冷えるから気をつけろよ。コーンコン
キツネ家の夕飯『胃腸を温めるスタミナ飯』
みなさん今晩は、キツネです。今日の夜ご飯はサーモン牛肉タルタル丼↑を頂きました。
寒い日が続きますね。キツネは年明けに冷えが原因の胃腸風邪にやられ、3日程腹痛と下痢に悩まされました。
腹の調子は良くなってきたのですが、今度は唇の周りがひび割れて口角炎になり辛いです。
ということで、今晩の献立は冷えと脾胃を温める材料を使おうと思います。
中医学では、唇は脾の華と言われており、体の外側の見えるところにある唇の状態が、体の内側の五臓の状態を表していることがわかっています。脾とは西洋医学が表す胃腸のことで、飲食物を消化吸収し、全身に運ぶ機能的な概念です。(余談ですが、西洋医学は内臓を解剖学的なパーツ=ハードウェアとして論じるのに対し、中医学は内臓のことを特性の違う機能=ソフトウェアとして論じる違いがあります。)
さて、私が体調不良になった原因ですが、寒邪が体内に侵入して、胃と脾が傷つけられたことで腹痛と下痢になったと分析しています。
外から悪いものが入ってきて、体が防衛反応を起こし、悪いものを外に出すために下痢になったのだと思います。このような外的要因による不調のことを『実証』と呼びます。
下痢は治ったので、寒邪を追い出すことには成功したわけですが、体の中の水分と一緒に気も失ってしまったせいで消化機能の減衰が起こり、体全体では陰が少ない=陽が多い状態になっています。陽が多いと熱の勢いを抑えることができなくなるので、体の表面に熱が昇り、脾/胃と繋がっている唇が熱証(乾燥)となったと言えます。ちなみに、このような内的要因による不調のことを『虚証』と呼びます。
実証の後に虚証になることはよくあることですが、虚証は慢性化しやすいため、早めにケアしてやることが肝要です。
そこで、脾胃に効き、気を補いながら、不足している陰(水=血・津液)を補う素材を多く食べられるレシピを考えました。体が冷えて具合が悪くなっているので、温める食材をたくさんつかいます。
【材料】(効果がある臓)
・にんじん(肺、脾、心) 微温性: 脾の運化機能を高める
・みかんの皮(脾、肺) 温性:脾胃の気を巡らす。腹痛の解消、嘔吐感の解消、食欲増進、大便不調の解消
・椎茸(胃) 平性:胃の気を補益する。皮疹を発疹させて症状を軽くする。止血
・蓮根(心、脾、胃) *要加熱 平性:脾の機能を高め、胃の機能を調和する。血の不足を補う
・パプリカ(心、脾):内臓を温めて腹部の冷えを取り除く、食欲増進、消化改善
・キャベツ(腎、脾、胃):脾の機能を高め、胃の機能を調和する。*消化器系の不調が出てる時は取り敢えず食べると良い
・サーモン (脾、胃)温性:造血作用、食欲増進
・牛肉(脾、胃)平性:消化器を補う、気血を補う、強壮
・鶏卵(肺、心、脾、肝、腎)平性:陰液を滋養し、体を滋養する。のどの熱を取る。血を補い、心を補う
・玉ねぎ(脾、胃、肺、心)温性:脾の機能を高め、気を巡らす。胃の機能を調和し、消化を促進する
・ピクルス(肺、盲、腎)寒性:熱を取り水を生み出す。腫れをとる。利尿作用
・りんご酢(肝、胃)温性: 血流改善、胃腸に停滞する飲食物を取り除くことによる消化機能促進、むくみをとる、殺菌、腫れ物や潰瘍の治療
・蜂蜜(脾、肺、大腸)平性:脾胃の虚弱を補い痛みを和らげる、肺を潤し咳を止める、腸を潤し便通を良くする
・にんにく(脾、胃、肺)温性:胃の機能改善、下痢止め、発汗を促し体表に侵入した風寒邪気を取り除く、殺虫解毒、膿を排出しかゆみを止める
○捕捉:体を温める食材(陽)の中に、少し体を冷やす食材(陰)を入れると、より温める効果が出るらしいです。[今回は後から気が付きましたが、ピクルスがいい仕事してくれてました]
【作り方】
①ミキサーで、人参、椎茸、みかんの皮をスムージーにします。※栄養豊富なので人参の皮は剥かない
② 乱切りにしたキャベツと粗みじん切りにした蓮根と①を絡めて炒め、キャベツがしんなりしたら、細く切ったパプリカを入れて塩を少々振って炒める。焦げつき防止のため、少しごま油であえて炒めたら、耐熱ボウルに移す。
③タルタルソース:みじん切りにした玉ねぎ、ピクルス、ゆで卵をフライパンで炒める。玉ねぎの色が変わったら、すりおろしにんにく、蜂蜜、りんご酢、マヨネーズを適当に混ぜる。(味見しながら)
④牛肉と刺身用サーモンを強火でサッと焼く。
⑤丼にご飯をよそい、②を好きなだけよそい、④を乗せたら、③をわりとたくさんかける
完成!
ソース以外は調味料を塩しか使ってないので、淡白な味付けです。🦊妻キツネ的には味が薄すすぎとの評論
★味が薄いと感じる場合は醤油をかけると美味しいですよ。(なぜかスタミナ丼みたいな味に化ける)
それではみなさん、冷えに気をつけて寒い冬を乗り切りましょう。
🦊<コンバンの献立は作るのが大変だったコン。コーンコン
薬膳学習メモ:五行論
皆様、あけましておめでとうございます。キツネでございます。
今年も健康レシピ紹介していきますので、よろしくお願いします。
今回は、中医学の基本的な考え方である、五行論のまとめをします。
中医学の言葉にはとっつきにくいものが多いですが、そういう表現の新種の記号なのだと理解するとわかりやすいと思います。(言葉面はなんだかマジナイみたいですよね)
☆五行論はざっくり言うと、以下のようになります。
・この世のすべての物を性質の違いで分類したら5つになったよ。
・その性質を身近なものに例えて表すと、木・火・土・金・水(もく・か・ど・ごん・すい)となり、これを五行と呼ぶよ。
・五行はお互いに制約し合ったり、助け合ったりして調和を保っているよ。
*上の図の太い矢印が助ける関係、細い矢印が制約(抑制)する関係
・五行は互いに相性があり、得意な相手や苦手な相手があるよ。(ポケモンみたいですね)
・人間の体の中も五行で表現する事ができ、自然界の五行が調和しているのと同じようにバランスが保たれているよ。
★こちらのサイトの解説がとても分かりやすいのでお勧めです↓
中垣亜希子先生 ”漢方"に強くなる!まる分かり中医学 第23回 五行学説とは(木火土金水の特性)
>以下、上記サイトより引用
薬膳学習メモ:陰陽論
薬膳の理論のもとになっている、中医学の基本的な考え方をまとめたメモです。
【陰陽論】
陰陽論では、世界は物質によって構成された一つの統一体(体系だった存在)であり、
世界の存在そのものが陰と陽という二つの気(エネルギーの最小単位的な概念)の対立・統一の結果であると考えられています。
下の図(太極図)の白い部分が『陽』、黒い部分が『陰』
この二つが相互に対立し世界が成り立っており、世界を構成する各事物の中でも同様に対立が起こっていることを表されています。
『太極図』(Wikipediaより引用)
それでは、どのように物事を陰と陽とに分けるかというと、その事物の性質をみて相対的に分けています。
例えば、活動的なもの、熱いもの、上昇するもの、機能的なもの、機能が亢進しているものは陽。反対に、静かなもの、冷たいもの、下降するもの、物質的なもの、機能が減退しているものは陰になります。
太極図は、色々なことを表しています。(以下、キツネまとめ)
・あらゆる事物は陰と陽に分けられ、あらゆる事物の内部もまた陰と陽に分けられる。
(無限に分けていくことができる)
・1つ1つの事物の陰あるいは陽も、また陰と陽に分けることができる。
(陰の中に陽が、陽の中にも陰が存在する。太極図の魚の目みたいなやつがそれ。)
・陰陽の依存:陰と陽はそれぞれ単独では存在できず、必ず双方に依存している。
(上がなければ下がなく、表がなければ裏がないということ)
・陰陽の対立/制約:陰と陽はどちらか一方の力を制約し、相手と自分とのバランスを取ろうとします。陰は陽が熱くなりすぎるのを冷まし、陽は陰が冷やしすぎるのを温める等。(バランスの取れた状態がすなわち健康であるということ)
・陰陽の消長(小さくなったり大きくなったりすること)/転化(陰→陽、陽→陰になること):陰と陽はそれぞれ絶えず動き続けており、運動し変化する状態にある。
例えば、春→夏→秋→冬と気候の変化があり、春から夏にかけて陽気が増長し逆に寒気は減衰する、秋から冬にかけて陽気は減衰し逆に寒気が増長する。
そして、陽気が極限になる夏が終わると秋が始まり、陰気が極限になる冬が終わると春が始まるように、陰陽は極まると転化する。
(人間の体も季節の陰陽の変動に合わせて変化するので、季節に合った食べ物を食べましょうということ。)
1つの事物が陰と陽とに分けられる例は以下の表をご参照ください。
例として、1日の流れ(=1つの体系)を陰と陽とに分けて考えた図を挙げておきます。
(『中医学の基礎』 東洋学術出版社より引用)*イラストはイラスト屋さんより
それでは今回はこの辺で。次回は五行論をまとめる予定です。
皆様、よいお年を!
🦊<忙しくても、コンを詰めすぎるなよー。コーンコン
簡単・ヘルシー・コスパ最強!和食用のサヴァの種のつくり方
前回ご紹介した、洋食向けサヴァの種を和食向けにアレンジ!!
12月に入って寒くなってきましたね。
実は、和食には体を温める食材が多く使われているのです。
(もはやサヴァファンの皆さまには釈迦に説法かもしれませんが、サバなどのお肉にも体を温める効果があります)
その中でも、近所のスーパーで簡単に手に入る食材を使って、
体に良くておいしい、家計に優しいレシピをご紹介!!
『和食版サヴァの種で使う野菜たち、とその効能』
①かぶ・・・かぶには胃腸を温め、冷えによる腹痛を予防する効果があります。胃腸が弱っていると、身体に良い食べ物を食べても、消化不良で期待している効果が出ない事があるので、かぶでまず調子を整えます。
また、かぶの葉には鉄分や食物繊維も豊富で、貧血や便秘の予防、さらに、カルシウムまで含まれているので、骨粗しょう症予防にもGood
②レンコン・・・カリウムが豊富で、余分な水分を体の外に出し、むくみ解消。糖タンパクのムチンが、タンパク質の消化吸収を助けます、さらに、のどや鼻、口などの粘膜を保水する効果もあり、寒くて乾燥する冬を乗り切るのに強い味方になります。
※(2023/2/21)有識者の方からご指摘あり、植物のネバネバはムチンではなく、ムチンとは動物性のもののみを言うため該当の成分を示す名称としては不適切でした。失礼しました。
正しくは、加熱した蓮根は心と脾/胃に帰経し、体に必要な水分を産み出す。とすべきでした。
※みじん切りは大変なので、みじん切りマシンを使うと良いです。
きつね家はAmazonボーイから調達した、ブンブンチョッパーを使ってます。
和風サヴァの種を使った味噌汁は、忙しい朝でもすぐ出来て美味しいのでおススメ!
【きつねの余談】
先週の休日に、キツネ一家は宮城県にあるキツネ村に行ってきました。
(里帰りではありません 笑)
白いキツネや茶色キツネを抱っこする体験も出来て、大満足でした。園内をキツネがうろうろしているのが面白かったです。階段で丸まって寝ているキツネもいて、とてもかわいかったです。
なんと、キツネの毛皮はー50°C(零下50度)でも耐えられるらしいです!驚きですね。
私は寒がりなので、部屋でもウルトラライトダウンジャケットを着て丸まってますが・・・
皆様のおすすめの温活方法があれば、ぜひコメントで教えてください!
それでは皆様、寒さに気を付けて
🦊<コーンコン